

せっかく税理士さんを探す気になってくれたのに、それは気の毒じゃの〜。
本当はあまり気にせず「相続税に強い税理士さんを紹介してください」と送ると向こうのスタッフさんが電話をくれて話ができるから、それでもいいんじゃよ?
ただ、自由入力だと「どこまで書いたら良いんだろう?」と迷う人がいるのも確かじゃな。
それでは、今回は「とりあえずここまで書けば完璧!」という文章の例文を紹介していこうかの〜。
これをテンプレート(雛形)として使ってもらえば間違いないはずじゃが、くれぐれもそれを全部埋める必要はないからの?
「書けそうな箇所だけ書いて送ってみる」という一歩を踏み出すことが何よりも大切じゃからの〜。
以前、「知識や時間がなくても大丈夫! 相続税に強い税理士が見つかる4つのステップ」で、税理士事務所を漏れなく探す方法としてインターネット検索以外に使いたいサービスを紹介しました。
それが税理士ドットコムや
税理士紹介エージェントといった、無料で何度でも税理士さんを紹介してもらえるサービスです。
しかし、いざ「相続税に強い税理士さんを紹介してもらおう」と思っても、問い合わせでつまずいてしまう人がいるのも事実です。
なぜなら、両サービス共に問い合わせ内容を自分で考えて書かなくてはいけないからです。
※2018年2月現在

税理士ドットコムの問い合わせページより

税理士紹介エージェントの問い合わせページより
もちろんポジ仙人が言う通り、「相続税に強い税理士さんを紹介してください」だけでもまったく問題ありません。
なぜならその後、担当者から電話をかけてくれるので、その質問に答えていくだけで良いからです。
ただ、中には「電話でちゃんと答えられるか不安だから、状況や要望をちゃんと文章にして送りたい」という方もいらっしゃると思います。
そんな方のために、「ここまで書けたら完璧!」という例文をご紹介いたします。
この例文をコピーしていただき、必要な箇所だけ修正してお使いください。
問い合わせの例文
◯年◯月◯日に◯◯が他界しました。
※生前の相続税対策の相談の場合は↑は不要です。
相続税の申告手続きが必要なため、近隣にいる相続税に強い税理士さんの紹介をお願いいたします。
以下、参考情報となります。
■地域
例)東京都中央区
■相続人数
例)4名
■被相続人(故人)と相続人の関係
例)妻、長男、次男、長女
■被相続人(故人)と同居していた相続人
例)妻、長男
■相続財産の総額
例)約1億円
■財産の内容
例)
・土地 → 3(宅地2・田畑1) ※所在地はすべて東京都中央区
・家屋 → 2
・現金 → 約2000万円
・保険 → 約200万円
・株 → 約50万円
・ゴルフ会員権 → 50万円
■税理士さんに求める条件
以下の条件をできるだけ多く満たされている税理士さんを探しております。
・最後まで税理士さんが担当してくださること
・遺産分割や節税のアドバイスをしていただけること
・不動産の現地調査をしていただけること
・書面添付制度を使っていただけること
以上となります。
現在、並行して税理士事務所へ問い合わせを行っておりますので、その旨ご了承くださいませ。
追加で細かい質問はされると思いますが、的はずれなことを聞かれる可能性は低くなるはずです。
まとめ

早速これを父親に送って、問い合わせしてもらいます!
本当に助かりました〜♪

それは良かった。
ただ、実際はここまで細かく書かなくても良いんじゃがの〜。
みなさんもあまり肩肘張ることなく、気軽に問い合わせてみてはいかがかの〜?
父親が
税理士ドットコムで相続税の税理士を紹介してもらおうと思ったらしいんですけど、「問い合わせ内容をどう書いたらいいのか分からん!」って途中で諦めちゃったみたいなんですよ……(泣)