遺品整理・生前整理を頼んで「不法投棄」されないための悪徳業者の見極め方

ポジ仙人
ネガ男くん。

前回の「遺品整理の「悪徳業者」は具体的にどんな被害に注意すべきなのか?」で紹介した2つの注意点は覚えておるかの〜?

ネガ男くん
もちろんです!

ひとつは「高額請求」、もうひとつは「不法投棄」でしたよね。

どちらも本当に悪質でビックリしました……

ポジ仙人
そうじゃのう。

遺品整理に限らず、そういう業者や人とはできるだけ距離を取っていきたいの〜。

ネガ男くん
本当にそう思います!

でも、そういう業者ってどうやって見極めればいいんでしょうか?

ホームページに「ウチは悪徳業者です」って書いてくれてる訳ないですし、僕なんて実際に会って話したらすぐに騙されちゃいそうです……

ポジ仙人
確かにネガ男くんは騙されやすいからの〜(苦笑)

では今回は悪徳業者による被害のひとつ「不法投棄」に絞って、「不法投棄されないための優良業者の見つけ方(悪徳業者を避ける方法)」について解説していこうかの〜。

遺品整理の「悪徳業者」は具体的にどんな被害に注意すべきなのか?」で紹介した「高額請求」「不法投棄」という2つの被害。

その中からまずは「不法投棄」の危険性から取り除いていきましょう。

それは、多少割高なお金を払うことになったとしても、遺品をちゃんと供養や処分してもらえてたら納得することもできますが、不法投棄されてしまってはあなたも故人もたまったものではないからです。

不法投棄は立派な犯罪です。
※不法投棄は5年以下の懲役、もしくは個人の場合は1千万円以下、法人の場合は1億円以下の罰金に処せられます。

あなたが不法投棄をしたわけではないとは言え、間接的に犯罪の片棒を担がされてしまうことは誰もが避けたいでしょう。

ちなみに最短かつ確実に不法投棄をするような業者を避けるためには「みんなの遺品整理」というサイトを活用するのがおすすめです。

なぜならこのサイトには、「遺品整理士」という資格を作り出し、管理している「遺品整理士認定協会」から認定を受けた業者だけが掲載されているからです。

このサイトで依頼すれば、業者によって多少の価格の違いはあるものの、少なくとも不法投棄されるなどということはありません。

しかし、人によってはインターネットで検索したり、チラシを見て興味を持ったり、近所の人から勧められたりと、他の方法で業者選びをされることもあるでしょう。

その場合は、自分自身でなんらかの「見極める目」を持っていなければいけません。

そこで今回はその方法について解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。

まずはこの流れで業者をチェック!

細かい説明は後ほどしますが、業者のホームページやチラシなどを見る際は以下のチャートに従ってチェックしてみてください。

では、なぜこの流れでチェックしていくと良いのでしょうか?

その理由を見ていきましょう。

「産業廃棄物収集運搬業の許可だけ」を大々的にアピールしている業者には要注意!

遺品整理業者のチラシやホームページを見ていると、稀に「産業廃棄物収集運搬業の許可」を大々的に謳っている業者があります。

しかし、このような業者には注意が必要です。

なぜなら、「遺品整理に産業廃棄物収集運搬業の許可は必須ではない」からです。

そもそも家庭から出る遺品(やゴミ)はほとんどが産業廃棄物ではありません。

産業廃棄物は「産業」というくらいですから、事業に伴って生じた廃棄物のことです。

以下は兵庫県神戸市のホームページで紹介されているゴミの分類の図ですが、こちらを見ていただければ、一般家庭ごみの処分が産業廃棄物に該当しないことがすぐにお分かりいただけるかと思います。

出典:神戸市公式HPより

遺品整理業に必要なのは「産業廃棄物収集運搬業の許可」よりも「一般廃棄物収集運搬業の許可」です。

もちろん業者が「産業廃棄物収集運搬業の許可」を持っていてマイナスはありません。

むしろ、一般家庭のゴミだけでなく、事業で生じた廃棄物も処理できるため、より広いニーズに対応できる業者ということになります。

実際、一般廃棄物と産業廃棄物の両方の許可を持っている業者もたくさんあります。

ここで注意すべきなのは、一般廃棄物収集運搬業の許可を持っていない、もしくは一般廃棄物収集運搬業の許可を持っている業者と提携してない業者で、「産業廃棄物収集運搬業の許可だけ」を大々的にアピールしている業者です。
※一般廃棄物収集運搬業の許可を持たずに許可を持つ業者と提携している業者もあり、それは安心材料のひとつになります。その辺り「事情」についてはこの後解説します。

この業者は家庭ごみを処分するために必要な条件が整っていないにも関わらず、あまり関係のない許可を持っていることをアピールすることで、私たちを欺こうとしている可能性があります。

まずはこういう業者との接点を持たないことが一番大切です。

一般廃棄物収集運搬業の許可は「安心材料のひとつ」と考えましょう

遺品整理業に必要なのは「一般廃棄物収集運搬業の許可」なのですが、必ずしもこの許可を持っていない業者がすべて悪徳業者かと言うと、そんなことはありません。

というよりも、業者が「許可を取りたい!」と思っても物理的に取れない(取りにくい)事情があるのです。

それは一体どういうことでしょうか?

家庭ごみの収集や運搬の責任は市町村などの行政にあります。

そのため行政側はやたらといろんな業者に許可出すわけにはいかないのです。

また、市町村によっては新規の申請すら受け付けていないところもあります。

そのため、許可が欲しくても得られない多くの業者は、一般廃棄物収集運搬業の許可を持っている業者と提携することでゴミの処分をしてもらっているのです。

そういった業者はホームページやチラシに「当社は一般廃棄物収集運搬会社と提携しております」といった記載があるはずです。

もし記載がない場合は電話やメールで「一般廃棄物収集運搬会社と提携していますか?」と問い合わせてみるといいでしょう。

少し分かりにくいかもしれませんので、この「許可ありなし」のパターンを以下にまとめました。

一般廃棄物収集運搬業 産業廃棄物収集運搬業 信頼度
許可 提携 許可
要注意!
要注意!

大切なのは下の2つの要注意業者を避けることです。

「これで悪徳業者を絶対に避けられる!」とは言い切れませんが、最低限のハードルをクリアした業者に絞れるようになります。

買取を謳っている業者は「古物商許可」もチェックしよう

遺品の中にはゴミとして処分するものだけでなく、貴金属や骨董品といった市場価値のあるものもあります。

そこでそれらの品を買い取ってくれる業者も多々あるのですが、その場合には「古物商許可」が必要になります。

古物商許可を受けた業者は「古物商許可番号」を持っていますので、ホームページなどに記載があるかどうか確認しましょう。

古物商許可はいくつかの欠格要件に該当しなければ、誰でも必ず取れる許可です。

その許可さえ持っていないのに買取を謳っていたり提案してくる業者には要注意です。

まとめ

今回は悪徳業者による「不法投棄」の被害に合わないための業者の見極め方についてご紹介しました。

こういった情報を見ると「遺品整理業者は悪徳業者ばっかりなんじゃないの?」と思われるかもしれませんが、実際はほとんどの業者が真面目に業務に取り組んでいます。

これはどの業界でもそうですが、業界全体のイメージを損ねているのは、ごく一部の悪質な業者です。

ひとりでも多くの人が悪徳業者による被害を避ける方法を知っていただくことが、真面目に取り組む業者を支えることとなりますし、何より大切な故人の供養になります。

ぜひこの知識をあなたの物だけに留めずに、周りの人にも伝えていってあげてください。

また、冒頭でもご紹介しましたが、最短かつ確実に不法投棄をするような業者を避けるためには「みんなの遺品整理」というサイトを活用するのがおすすめです。

このサイトには「遺品整理士」という資格を作り出し、管理している「遺品整理士認定協会」から認定を受けた業者だけが掲載されているため、不法投棄をするような悪徳業者と関わらずに済みます。

ぜひこういったサービスも上手に活用しながら、優良業者さんを見つけてくださいね。

次回はもうひとつの被害である「高額請求」について解説いたします。

本日も「ポジティブ終活」に来てくださってありがとうございました。

ネガ男くん
なるほどっ!

遺品整理業に必要な許可をチェックすれば、最低限のハードルをクリアしている業者なのかどうかが分かるってことなんですね!

これだけチェックすればいいなら、僕でも見極められそうです♪

ポジ仙人
ホッホッホッ。そうじゃろう?

漠然と「悪徳業者を避けたい」と思っていても、知識が無ければ避けることはできんからの。

それにこちらの無知にうま〜く漬け込んでくるのが悪徳業者の手口でもあるんじゃよ。

でも、必要最低限の知識を少し勉強するだけで、その被害を避けることができるんじゃ。

みなさんもこういった知識を活用してもらえたら嬉しいの〜。

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