正しいやり方で誰でも趣味にできる。読書を楽しむための5つのステップ その③ 〜本を探そう編〜

ポジ仙人
前回の読書の3つの誤解を解こう編では、ネガ男くんが抱えていた読書に対する誤解が解けて良かったの〜。
ネガ男くん
はい、おかげで読書を趣味にするっていうハードルがグッと下がりました!

ただ、実際に本を探すってなると、「僕でもちゃんと探せるのかな?」って不安もあるんですよね〜。

ポジ仙人
ホッホッホッ。

ここまで来たら、大丈夫じゃよ。

あとは「本の探し方」をしっかり覚えればいいだけじゃかの〜。

では、今回はようやく「本の探し方」について話していこうかの。

このシリーズは、「一生涯の趣味」として最適な読書を、ひとりでも多くの方に楽しんでいただくことを目的にお送りしています。

シリーズは5つのステップで構成されており、今回はステップ4になります。

  1. 読書のための読書をする
  2. 興味のあることを書き出す
  3. 読書についての3つの誤解を解く
  4. 本を探す ← ココ
  5. アウトプットする

長らくお待たせしました。

やっと本を探す所まで来ましたね。

とは言え、一言で「本を探す」といっても簡単なことではありません。

なぜなら、膨大な選択肢の中から「あなたにピッタリの一冊」を見つけなければいけないからです。
※2018年現在、日本国内だけで約98万点の書籍があります。

そう言われると急にプレッシャーを感じてしまうかもしれませんが、本を選ぶ時のポイントさえ抑えておけば大丈夫ですので、ご安心ください。

それでは解説に入っていきましょう。

その前にステップ2「自分の興味リスト」の意味について

本探しをする前に「このシリーズの第一弾」のステップ2で「自分の興味リスト」を書き出してもらった意味について解説しておきたいと思います。
※まだ読まれていない方は一度お目通しいただければと思います。

そこではこう書かれています。

ここで書くことが後々にご紹介するSTEP4の「本を探す」で生きてきますので、騙されたと思って試してみてください

これが実際どう生きてくるのか、解説していきたいと思います。

本探しでは「カラーバス効果」を最大限に活用する

「カラーバス効果」とは心理学用語のひとつで、「自分が意識していることほど、それに関係する情報が自分のところに舞い込んでくる」という現象のことを言います。

心理学と聞くと、「本探しと何の関係あるの?」と思われる方もいるかもしれませんが、これが大いに関係あるのです。

ちなみにカラーバス効果は英語で「Color bath」と書くのですが、Colorは「色」、そしてbathは「浴びる」という意味です。

カラーバス効果を今その場で体験してみよう

それでは早速あなたにも、カラーバス効果を体験していただきましょう。

まずその場で目を閉じて、心の中でこう呟いてください。

目を閉じて、つぶやいてみよう
赤い色の物を探す

そう呟いたら、そっと目を開けてゆっくりと自分の周りを見渡してみてください。

いかがでしょう?

周囲にある赤色の物が自然と目に飛び込んできませんでしたか?

それまでは何の意識もせずに見ていた景色なのに、心の中で一言呟くだけで見え方がまるで変わる。

不思議ですよね。

試しに黄色や緑など、他の色でもやってみてください。

いかがでしょうか?

今度はその色があなたの目に飛び込んできませんでしたか?

これがまさに「カラーバス効果」です。

人間の脳というのはとても優秀にできていて、事前にテーマを決めておくと勝手にそれに関する情報を見つけ出してくれるんですね。

近年ではコンピューターやAIの進化が話題になっていますが、実は私たち一人ひとりにも、これだけ優秀なシステムが備わっているのです。

せっかくこんな優秀なシステムを持っているのですから、本を探す時にも、これをフル活用しない手はありません。

そのためにステップ2で、「自分の興味リスト」を書き出したというわけです。

これを見ながら本を探せば、不思議と読みたい本が目に飛び込んできたり、同じジャンルの本でも「これだ!」という本を見つけ出すことができるようになりますよ。

STEP4. 本を探しにいこう

さて、いよいよ楽しい本探しの旅へ出かけていきます。

多くの人は「本屋さん」または「インターネット(Amazonなど)」で本を探されると思います。
※近所に大きな図書館がある方は、そこを活用するのもオススメです。なんせ無料で本が読めますからね。

そこで、それぞれの探し方のポイントや注意点をご紹介しておきたいと思います。

1. 本屋で探す

ひとつめは定番中の定番、「本屋さん」です。

本屋さんの良いところは、何と言っても「本を手にとって見れること」です。

そのメリットを最大限活かすためにも、読書初心者の方はできるだけ「大きくて立ち読み(できれば座り読み)しやすい本屋さん」へ行きましょう。

「ジャケ買い」にはご注意を

「買ったけど、結局読まなかった」「読んだけど、いまいち身に付かなかった」という人に多いのが、「明確な理由もなく、なんとなく買った」というパターンです。

いわゆる「ジャケ買い」という選び方ですね。

お店に入ると、売れ筋ランキングの棚があり、そこの本は何となく「良い本なんだろうな」と思いますよね。

また、自分に興味のあるジャンルのコーナーで平積みされている本も何となく良さそうに見えてきます。

もちろんこれらは良書かもしれませんが、必ずしもその本があなたに合っているとは限りません。

小説やアート本であれば、感性で選ぶのも良いことなのですが、「学び」を目的とする本の場合はこの選び方だと失敗する可能性が高くなってしまいます。

さらに、読書慣れしていない人ほど、「タイトルは何となく良いことが書かれていて、内容も簡単そうな本」を手に取ってしまいがちです。

そういう本は内容が薄かったり、偏り過ぎているといった傾向にあるため、あなたの貴重な時間を浪費してしまうことに繋がります。

そうならないためにも、目についた複数冊の本を手に取り、少しだけ中身をチェックしてみましょう。

「何をチェックしたらいいの?」と思われる方もいらっしゃると思いますので、以下を参考にしてみてください。

本を選ぶときにチェックしたいポイント

  1. 「序章(はじめに)」を読む・・・本の内容は自分の興味に合っていそうか?
  2. 目次を読む・・・自分の興味が満たされそうか?
  3. 「おわりに」を読む・・・著者の想いに共感できるか?
  4. 著者プロフィールを読む・・・信頼に値する人物か?
あなたの貴重なお金と時間を投資するのですから、ここは厳しくチェックしていきましょう。

もしかすると読者さんの中には先に「おわりに」を読んでしまうことに抵抗を感じられた方もいらっしゃるかもしれません。

ですが、このシリーズの第二弾のSTEP3「興味のある所だけを読んでもいい」でも説明したように、多くの本はひとつの主張を伝えるために書かれています。
※小説や詩などは別です。

そして、「おわりに」はまさに著者は主張についての最後の「まとめ」「想い」を述べている部分です。

内容にも興味が持てて、ここに共感できれば「買い」ですし、共感できなければ見送るという選択も考えたいところです。

また、著者プロフィールについては著者の経歴などからバックボーンをチェックしましょう。

本によっては著者が自分の社会的立場にとって都合の良いことだけを書いている場合もあります。

それを鵜呑みにしてしまうと、貴重なお金と時間を費やしてまで誤った(偏った)知識を身に着けてしまうことになってしまうかもしれません。

そうならないためにも事前にしっかりとチェックしましょう。

何度も言いますが、私たちが一生で読める本の数は限られています。

その貴重な一冊は慎重に選びましょう。

2. インターネット(Amazonなど)で探す

本屋へなかなか行く時間がない人や、本屋へ行くのが面倒な人はインターネットで本を買われるかと思います。

最近は本当に便利になり、例えばAmazon(アマゾン)を利用すれば、ほとんどの本を買うことができます。

電子書籍化(Kindle本)されている本も多いため、KindleというAmazonが発売している電子書籍端末を持っていれば、数千冊の本を持ち歩いて、いつでもどこでも読むことができて大変便利です。

Kindle端末は7,980円〜購入できます

また、Kindleアプリを活用すれば、パソコンやスマホ、iPadなどのタブレットでも本を読むことができます。

さらに本を買うときはAmazonユーザーが書いたレビュー(評価)も見れるため、購入する際の参考にもできますよね。

こう考えると驚くほど便利なのですが、注意点もあるので紹介しておきたいと思います。

中身をチェックできない

インターネット上で本を買うときは、本屋さんと違って中身がチェックできません。
※Amazonでは一部の本が「なか見!検索」の対象になっていて、サンプルページを読むこともできます。

これでは先ほどご紹介したチェックポイントを比較検討する、ということができなくなってしまいます。

なので、本の説明文には細かく目を通し、著者プロフィールが載っている場合はよく読むようにしましょう。

プロフィールが掲載されていない場合は著者名で検索をして調べるのもいいでしょう。

レビュー(評価)を鵜呑みにしてはいけない

Amazonをはじめ、インターネット通販サイトの特徴のひとつが読者による「レビュー(評価)」です。

本に限らず、普段からレビューを参考にして買い物をしているという人も多いのではないでしょうか?

たしかにレビューは大いに参考になるのですが、レビューを信用しすぎるのも考えものです。

例えばこんなレビューがあったとしましょう。

あるレビュー
★☆☆☆☆

新しい知識が得られると思って期待して買ったのですが、書かれている内容は完全に初心者向けですね……
残念ながら得られるものはまったくありませんでした。

さて、私たちはこのレビューとどう向き合うべきでしょうか?

たしかにこのレビューを書いた人にとっては「物足りない内容」だったと思いますが、レビュー内容を読む限り、この人がその分野についての知識を人並み以上に持っていることが原因だと言えますよね。

つまり、この人にとってこの本は「読むべきタイミングが間違っていた」ということになり、決して本に価値がないという根拠にはなりません。

むしろあなたがこのジャンルの知識がまったくない状態であれば、「完全に初心者向け」という言葉はむしろプラスになるでしょう。

これとは逆に中級者以上向けの本を読んでしまった初心者の人が、「難しすぎる」と低評価レビューを付けている場合もあります。

他の人の感想を参考にできるのは大変ありがたいことですが、単に点数だけを見るのではなく、内容をしっかりと吟味した上で判断材料にするようにしましょう。

本探しは旅先を決めるときのように

多くの人は買う本を「なんとなく」の感覚だけで決めてしまいます。

話題にだから、売れているから、簡単そうだから、良いことが書いてそうだから……などなど。

もちろん感性は大切ですが、感性を高めるためには必ず知識も必要です。

なぜなら、感性というのは知識や経験の積み重ねの先にあるものだからです。

そのためにも、まずは本の選び方を学びましょう。

本の世界というのは、「旅」と似ているところがあります。

「旅行へ行きたいな」と思ったとき、なんとなく旅先を決める人は少ないですよね。

リゾートでゆっくりしたい、自然を感じたい、歴史的な街並みを見たい、食を楽しみたい……

いろんな「目的」があるから旅先の候補地が絞られてきますし、結果的にそれが良い旅行体験につながります。

実は読書もそれと同じです。

まずは読書の「目的」を決め、その目的に合う本を選ぶことができれば、最高の読書体験が待っています。

逆に小説や詩などを読むときは、行き当たりばったりの旅のように、感じたままに本を選べば良いのです。

そうやって考えると、本の世界を旅するのが楽しくなってきませんか?

旅行にいけばあっという間に数十万円かかってしまいますが、本はたった数千円で「知の旅」へ旅立つことができます。

あなたもの生活にも、ぜひこの楽しい旅を付け加えてみてください。

さて、それでは次回はこのシリーズの締めとなる、アウトプットするについてお話できればと思います。

本日も「ポジティブ終活」に来てくださってありがとうございました。

ネガ男くん
「知の旅」って何だかカッコイイですね!

僕もそんな体験してみたいです!

恥ずかしながら、今まで本を買うときは「ジャケ買い」ばっかりしてきたタイプです(汗)

これからは教えてもらった方法で、自分にピッタリの一冊を見つけれるようになればいいな〜。

ポジ仙人
ホッホッホッ。

過去のことよりも、今それに気づけたことが大切じゃよ。

それに読書の世界では、「この本はおすすめだよ」や「本は読んだ方がいい」といったことは教えてもらえても、「自分に合う本の探し方」を教えてもらえる機会というのは、そうないからの〜。

みなさんもこの方法を活用して、自分の人生を豊かにする本と出会えるといいの〜。

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