正しいやり方で誰でも趣味にできる。読書を楽しむための5つのステップ その② 〜読書の3つの誤解を解こう編〜

ポジ仙人
さて、ネガ男くん。

前回の「正しいやり方で誰でも趣味にできる。読書を楽しむための5つのステップ その① 〜準備編〜」では5つのステップのうちの2つを紹介したが、覚えておるかの?

ネガ男くん
はい!

  1. まずは読書のための読書をする
  2. 自分に興味のあることを書き出す

の2つでしたよね!

ポジ仙人
お〜、しっかり覚えているとは偉いの〜。

では今回は次のステップを紹介していこうかの。

今回のテーマは「読書についての誤解を解く」じゃ。

ネガ男くん
読書についての誤解!?

そんなのあるんですか?

てっきり僕が読書できないのは、自分の頭が悪いからだと思ってたんですが……

ポジ仙人
そんなネガティブに考える必要はないぞよ。

ネガ男くんは普通に日本語が読めるじゃろう?

だったら本も普通に読めるはずじゃよ。

ただ、この誤解をしたままだと、読書を「楽しい」ではなくて「苦しい」と感じてしまうんじゃ。

読書に対して苦手意識がある人は、ぜひ目を通しておいてほしいの〜。

このシリーズは、「一生涯の趣味」として最適な読書を、ひとりでも多くの方に楽しんでいただくことを目的にお送りしています。

前回の「正しいやり方で誰でも趣味にできる。読書を楽しむための5つのステップ その① 〜準備編〜」では、読書をする前の基礎づくりの方法をご紹介しました。

今回は5つのステップのうちの、

  1. 読書のための読書をする
  2. 興味のあることを書き出す
  3. 読書についての3つの誤解を解く ← ココ
  4. 本を探す
  5. アウトプットする

について、お話していきたいと思います。

読書に対する「誤解」が読書をつまらないものにしてしまう

以前、「ボルダリング(室内で行うロッククライミング)が趣味」という方が、こんな話をしていました。

人はどうしても「目に見える所だけで何とかしようしてしまう」という習性があるんですよね。

例えばボルダリング初心者の人は、しばらくやると必ず腕が疲れてパンパンになってしまいます。

でも、ある程度できる人って腕はそこまで疲れないんですね。

この違いは何かというと、ボルダリングを「腕の力で登るスポーツだと誤解しているから」なんです。

でも、もしボルダリングが腕力のスポーツなら、女性にはできないはずですよね。

ところが女性でもスイスイ登る人もたくさんいるわけです。

なぜなら、ボルダリングというのは「足の力で登るスポーツ」だからです。

ボルダリングで必要なのは腕立て伏せや懸垂の力じゃなくて、スクワットの力なんですよ。

手はあくまでも体を支えるバランス役です。

でも、登るとき僕らの目には「手」しか見えてないので、腕力だけでなんとかしようとしてしまうんですよね。

ボルダリングで上達するためには、まずこの「誤解」を解くことが大切なんです。

このボルダリングの話と同様に、「読書が嫌い(苦手)」という人には「読書に対する大きな誤解がある」ことが分かってきます。

そしてこの誤解こそが読書という素晴らしい体験を、「難しくてつまらないもの」にしてしまっている原因でもあります。

逆に「読書が好き」という人はこの誤解をしていませんし、「昔は読書が嫌い(苦手)だったけど、今は好きになった」という人も、この誤解を克服している傾向にあります。

ボルダリングと同様に、読書の世界も誤解を解くだけで世界はガラッと変わるのです。

「読書って全然楽しめないんだよなぁ……」という方ほど、この3つの誤解をしてしまっていないか、一度チェックしてみてください。

STEP3. 読書についての3つの誤解を解こう

1. 「違うな」と感じたら読むのを途中でやめてもいい

本を読み始めたけど、内容も難しくてなかなか頭に入ってこない……

でも、せっかくお金を出して買ったんだから最後まで頑張って読まないと……

こんな経験をされたことのある方も多いのではないでしょうか?

このパターンの読書をしていると、たとえ頑張って読み終えたとしても「本からの学び」が限られてしまいます。

それと同時に、「あぁ、やっぱり自分は読書に向いてないんだなぁ……」とか、「なんて読解力がないんだろう……」と自己嫌悪に陥ってしまうことにも繋がります。

しかし、これはあなたの知的レベルが低いということではありませんので、どうかご安心ください。

これには、以下のちゃんとした理由があるのです。

読書を楽しめない、たったひとつの理由
自分(の状況やタイミング)に合う本を選べていない
そうです、実はこれだけのことなのです。

読書好きな人ほど「やめる」ことをためらわない

誰もが一生涯の趣味にできる「読書」という素晴らしい世界を知ってほしい」の中でも紹介しましたが、本の世界は生涯1日1冊ペースで読んだとしても、全体の1%〜3%程度の本しか読むことができない果てしなく広大な世界です。
※しかもこれは日本で購入できる書籍のみの数字です。

読書好きの方ほどこの事実を知っているため、「時間をムダにしてはいけない」という感覚を持っています。

そこで大切になってくるのが、「今の自分が読むべき本かどうか?」という判断です。

実は読書慣れしている人ほど、本を読み進めていて「違うな」と感じたら思い切って途中でやめることができます。

ところが読書慣れしていない人ほど、「せっかくお金を出して買ったんだから読みきらないともったいない……」と、目の前の一冊の本に縛られてしまいがちです。

しかし、本質的にはもったいないのはお金よりもその時間です。

まずはこの意識を持ちましょう。

2. 興味のある所だけを読んでもいい

また、読書を続けられない方に多い2つめの誤解が、「1冊をきっちり読み切らないといけないと思い込んでいる」というものです。

特に真面目な日本人にはこういう人が多いのかもしれません。

もちろん読書には精読や通読、熟読や重読といった読み深めていくことで学びを得る読書法があり、これはとても大切です。

ただ、すべての本を時間をかけて読み深めていては、人生はあっという間に終わってしまいます。

ここで重要になってくるのが、本によって「要点だけ掴む」という読書法です。

例えばビジネス書なんかが良い例ですね。

ビジネス書というのは基本的に「ひとつの主張を伝えるために、たくさんの例示を並べて根拠づけしていく」というスタイルで作られています。

なので、その主張をしっかり掴むことができれば、枝葉の部分は読まなくても大きな問題にはなりません。

逆に言えば一字一句読んだとしても、著者の主張が掴めていなければまったく意味がない、とも言えます。

これについては同ジャンルの本を複数冊読めば自然と気づけるようになってきます。

「あれ? この話って前に読んだ本でも書いてたな」

本を読めば読むほど、こう感じる機会が増えてくるからです。

ただし、ビジネス書でも、数十年以上に渡って読まれているような古典はじっくりと読み深めることで、やっと身についてくるものです。

例えば星野リゾートの星野佳路社長は古典のビジネス書を一字一句読み込んで、その本に書かれていることを教科書通りに実践している経営者として有名ですね。

星野氏がこれまで教科書として活用されてきた著書のうちの30冊は「星野リゾートの教科書 サービスと利益 両立の法則」で知ることができますので、興味のある方は一度読んでみてください。

このように読書では本を読む目的によって読み方を変える力が大切になってきます。

その力は、いろんな本を読むことで少しずつ養われてくるため、その成長が実感できるのも読書の楽しみのひとつだと言えるでしょう。

3. 複数同時に読んでもいい

3つめの誤解は「本を読むときは1冊に集中しなくてはいけない」というものです。

読書慣れしている人ほど、並行して何冊も読んだりするのは普通になってきます。

それはなぜでしょうか?

例えばビジネス書を読むときは「仕事モード」の時でないと、なかなか身が入りませんよね?

ところが読書が苦手な人ほど仕事でクタクタになった帰りの電車の中でビジネス書を広げてしまいます。

そして数ページも読まないうちにウトウト……というパターンです。

これでは読書を楽しむどころか、単なる苦行になってしまいます。

仕事では仕事用の服を着て、プライベートでは自分の好きな服を着るのと同様に、本もシーンに合わせて読みましょう。

例えばビジネス書を読むのであれば、朝の通勤中かお昼休み、仕事中でカフェに入ったタイミングなどが最適でしょう。

逆に仕事帰りの電車の中では小説や詩を読んだり、休日は仕事とは関係のない教養を深めるための本を読む、といった具合です。

読書の主導権は、いつだってあなたにある

あなたが読む本は、あなたが貴重なお金を出して買ったものです。

そして、あなたの貴重な時間を使ってその本を読むことになります。

それなのに、

  • せっかく買ったんだから読まないと
  • 難しくて全然分からないけど、最後まで読まないと
  • ◯◯さんがすすめてくれたから良書なはずだ

これらの理由で「読む」「読まない」の主導権を本に握られてしまうなんて、おかしいと思いませんか?

読書で大切なことは、いつでも主導権はあなたが握っておくことなのです。

自分が読みたい本を読む、自分にとって学びが大きい本を読む、自分のレベルに合った本を読む、自分が読みたい時に読む……などなど。

あくまでも「自分」を中心に考えて、それぞれのシーンに合う本を次々と開いていけばいいのです。

そのためにも今回ご紹介した「3つの誤解」をしっかりと解いておきましょう。

  1. 途中で読むのをやめてもいい
  2. 興味のある所だけを読んでもいい
  3. 複数の本を同時に読んでもいい

そして、自分の人生を豊かにしてくれる本とどんどん出会っていきましょう。

それを続けていくと、やがて「自分以外の人に役立つ本を読みたい」という気持ちも芽生えてくるのですが、それはまだまだ先の話。

読書の世界は本当に終わりがないですよ。

ぜひあなたも楽しい本の世界に飛び込んでみてくださいね。

次回は本を探すをテーマにご紹介したいと思います。

本日も「ポジティブ終活」に来てくださってありがとうございました。

ネガ男くん
ポジ仙人……!

僕、見事に3つとも誤解してました!

読書好きの人ほど、我慢強く集中して最後まで読んでると思ってたんですが、意外とそうじゃないんですね。

たしかにこれがOKなら、読書に対するハードルが下がって嬉しいです♪

ポジ仙人
ホッホッホッ。

読書というのは「読むべき時だけ集中して読む」というのが良い読み方じゃからの〜。

だから読書好きの人にとっては、ちょっとした待ち時間や移動中も立派な読書タイムになるんじゃよ。

肩肘張らずに楽しむのが、読書好きになるための一番の近道とも言えるかの。

ぜひみなさんにも「自分が主導権を握った読書」という体験をしてもらいたいの〜。

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