「30代・40代が終活でエンディングノートを書いた方がいいの?」に対する答えとは

ネガ男くん
ポジ仙人。

最近やたら「エンディングノート」っていう言葉を聞くようになりましたよね〜。

ポジ仙人
そうじゃの〜。

エンディングノートを書くことで自分の人生を振り返ったり、自分が亡くなった時に家族が慌てなくて済むようにするのは終活の基本とも言われておるからの〜。

ネガ男くん
確かに残された家族からすれば、そのノートがあるのと無いのとでは大きく違いますよね。

親の資産なんて全然把握できてないですし、葬儀をどういうスタイルにしたら良いかとか、誰を呼んだら良いのかとかも全然分かんないですし……。

そういう意味ではエンディングノートって「高齢者だけが書くもの」って思ってたんですが、最近は「若い人も書きましょう」みたいに言われてませんか?

ポジ仙人
うむ、たしかに言われておるの〜。
ネガ男くん
やっぱりそうですよね。

たしかに人間いつ何があるのか分からないんで、書いておいて悪いことはないと思うんですが、実際どうなんだろうな〜? と思いまして。

ポジ仙人
なるほどの〜。

では、今回はポジティブ終活なりの考え方を紹介しておこうかの〜。

この記事をお読みいただいているということは、あなたも30代〜40代でエンディングノートを書くということが「早すぎるんじゃないだろうか?」と疑問をお持ちなのではないでしょうか?

近年、「終活」という言葉が注目され、テレビや雑誌といったメディアでも頻繁に取り上げられるようになりました。

終活の基本とも言われるエンディングノートですが、高齢者のためのものかと思えば、「若い人でもエンディングノートを書きましょう!」という言葉も目立つようになりました。

その影響で↓のようなエンディングノートの購入を検討する人が増えています。

とは言え、「自分にもしもの事があった時に必要性は分かるけど、本当にいまやるべきなのかな?」と疑問をお持ちの方も多いでしょう。

この疑問に対して当サイトなりの結論を先に申し上げますと、

エンディングノートを書いてムダになることはない。

でも、だからと言って絶対書かなければいけない訳ではない。

それなら無料のエンディングノートを使えば十分。

となります。
※ただし、これは30代・40代で現状は健康状態に問題がない方向けの回答です。病気など、健康上の問題を抱えられている方はこの限りではありません。

なぜなら、若い内にエンディングノートを書く場合、大前提として理解しておきたいことがあるからです。

今書いた内容はこの先どんどんアップデートされる

実際にエンディングノートを書いてみると分かるのですが、エンディングノートを書くのは意外と大変な作業で、それなりの時間もかかります。

自分の基本情報(名前や住所、生年月日など)はスラスラと書けますが、銀行口座やクレジットカード、保険や年金情報などはそれぞれ通帳や書類を出してきて確認しながら書き込んでいかなければなりません。

一箇所にまとめて管理している収納上手な人は良いですが、「どこに置いてたっけ?」という人は必要書類を集めるのもなかなか大変です。

「書類集めをしてたら、押し入れが散らかっているのが気になって、いつの間にか片付けが始まっていた」ということもあるでしょう。

また、この辺りは書類さえ揃えば簡単に書けるのですが、介護や葬儀、お墓などの項目は詳しい知識のない上に、どうしてもリアルに考えられないため、なかなか書き込むことができません。

「どんなお葬式にしたいか?」と言われてもイメージが湧きにくいですし、お墓なんてさらに難しいはずです。

何とか時間をかけて書き込めたとしても、80歳まで生きるとすれば、あと40〜50年もあるわけです。

その間に引っ越して住所が変わったり、銀行口座やクレジットカードが変わったり、保険の見直しをしたりと、いろんな変化がありますよね。

エンディングノートの役割は「もしもの時に役立つノート」なので、当然古い情報のままではいけません。

かと言って紙のノートで何度も何度も修正していくのも、あまり現実的ではないでしょう。

もちろんマメな人は継続して修正していけるかもしれませんが、ノートの存在自体忘れてしまう人も多いはず。

そう考えるとエンディングノートとしての本来の目的を果たせない可能性も十分に考えられます。

では、若い人がエンディングノートを書くことは、まったく意味がないのでしょうか?

もちろんそんなことはありません。

エンディングノートを書くことで、”人によって”は得られるものもたくさんあります。

この”人によって”という点がポイントで、ひとまずあなたが既婚者か独身かで得られる物が大きく変わってきます。

既婚者がエンディングノートを書いて得られること

30代・40代の既婚者がエンディングノートを書く場合、多くは「パートナーのため」になると思います。

結婚しているかといって、「お互いのことをすべて把握できているか?」と聞かれると、自信を持ってYESと答えられる人も少ないのではないでしょうか?

例えば家計を奥さんに任せっきりの男性は、銀行口座をちゃんと把握できていないこともあるでしょう。

逆に旦那さんが保有している金融資産や使っているWebサービスを把握できていない女性も多いのではないでしょうか?

例えば銀行口座であれば、「これは家計用の口座」「これは給料口座」「これは住宅ローンの引き落とし口座」など、複数口座を使っている人も多いと思います。

また、お互いが独身時代に作った銀行口座もありますよね。

最近ではインターネットバンキングを利用している人も多いと思うので、その辺りの情報も共有しておきたいところです。

銀行口座だけでなく、クレジットカードやデビットカードでも同様ですね。

これらの情報を確認し合うことで、お互いが全体像を把握することができます。

さらに、それによって今まで気づかなかったムダも見えてくるかもしれません。

これを機に不要な口座やカードは解約してしまうのも良いですね。

さらに生命保険や医療保険の再確認も大切です。

保険料はもちろんですが、保障内容が今の健康状態や時代に合っているかどうか再確認できる絶好の機会にもなります。

「あれ? 20代の頃に入った医療保険にがん特約が付いてるから安心だと思ってたけど、保障内容ってこれだけなの?」

ということに気づきがあることも。

せっかくなので、その機会に保険を見直してみるのも良いでしょう。

他にも預貯金額や住宅ローンの残債、子どもの教育資金の確認もできますし、株や為替(FXなど)、不動産などの運用資産を持っている場合も同様です。

最近ではビットコインを始めとする仮想通貨を所有する人も増えつつありますので、この辺りも「そういう物を所有している」ということだけは理解しておいてもらった方が良いでしょう。

特に女性は金融資産やインターネット系サービスを理解したり、管理するのが苦手な人も多いので、男性はその辺りの配慮も大切です。

このように既婚者の方は、「お互いで、お互いのことと家計全体のことを冷静に把握できる」という大きなメリットがあります。

それを通して「我が家では今何が問題で、今後はどうすべきか?」という事も見えてくるため、興味のある方はぜひ一度やってみてください。

ただ、詳しくは後述しますが、これらは「必ずしもエンディングノートを買わなくてもできること」であることを覚えておきましょう。

独身の人がエンディングノートを書いて得られること

既婚者の方と違い、独身の方がエンディングノートを書く場合、多くは「親をはじめとする家族のため」だと思います。

これはもちろん「もしもの時に役立つように」というためですが、もうひとつは「自分の現状を把握するため」というメリットも考えられますよね。

ただ、既婚者の方と比べると、そこまでメリットはないかもしれません。

なぜなら、肝心の親や兄弟姉妹はエンディングノートを見せられても「はぁ」という感じで、そこまでピンと来ない場合が多いからです。

特に親御さんからすれば、「自分がまだ元気に生きているのに子どもが死について考えてるなんて……」と思われてしまうことも。

もちろん「もしものとき」に、そのノートが役立つことは間違いないのですが、わざわざお金を出してエンディングノートを買って書くことに、そこまでの意味があるとも言いきれないのです。

また、自分で自分の現状を把握するためであれば、それこそ適当な紙に書き出す程度でも十分です。

書き出した内容をパソコンでWordやExcelなどでまとめておいて、ファイルにパスワードをかけ、そのパスワードを記した紙を親に渡しておく程度でもいいですね。

それなら定期的に内容を修正するのもカンタンでしょう。

【結論】エンディングノートより、”今”にお金と時間を使いましょう!

もしかすると、エンディングノートは「お金を出して買うもの」と思っている人がいるかもしれませんが、実はインターネットで無料でダウンロードすることができます。

探せばたくさんあるので、気に入ったデザインや雛形、ファイル形式の物をダウンロードして使ってください。

エンディングノートを無料でダウンロードできるサイト

わざわざお金を出さなくても、これらの物を活用すれば先ほどのメリットは十分に得られるはずです。

「そうは言っても30代・40代でもいつ何が起きるか分からないんだから、ちゃんとした物を買った方が良いんじゃないの?」と思う方もいるかもしれません。

もちろんそういう考え方もできますが、30代・40代が「もしものこと」が起こる確率がどれくらいなのか? を知っておくことも大切です。

厚生労働省が発表している2016年のデータによると、30代〜40代の死亡率は男性で0.07%〜0.16%、女性にいたっては0.04%〜0.09%です。


出典:「平成28年 人口動態統計月報年計(概数)の概況(厚生労働省)」を加工して作成

これを人数で見ると40代の男性は641人に1人と「終活とは無縁」とは決して言えませんが、それでも健康状態が良好な人にとってはリアルな数字には感じられないでしょう。

出典:「平成28年 人口動態統計月報年計(概数)の概況(厚生労働省)」を加工して作成

そう考えると、「若い人はエンディングノートをしっかり書かなくても、必要最低限の情報だけまとめておけば十分」と言えると思います。

それよりも、貴重なお金や時間を”今、そしてこの先の人生をより充実した物にするため”に使う方が、あなたの人生にとってプラスになるでしょう。

エンディングノートを購入するつもりだったお金で買った本が、もしかするとあなたの人生を変えてしまうかもしれません。

エンディングノートを書くつもりだった時間を使って訪れた場所で、もしかするとあなたの人生を変えてしまう人に出会えるかもしれません。

未来とは、「今」を積み重ねた結果です。

だからこそ、「今」を一生懸命生きましょう。

終活情報サイトであれば、「早くエンディングノートを書きましょう!」と言いがちですが、これが当サイトの考えです。

これをお読みいただいた上で、あなたが抱えていた疑問が少しでもクリアになれば嬉しいです。

本日も「ポジティブ終活」に来てくださってありがとうございました。

ネガ男くん
なるほど、何だかスッキリしました。

僕も家計は嫁さんに任せっぱなしで全然把握できてないんで、これを機に一緒に書き出してみます。

そして一番大切なのは”今を力いっぱい生きること”!

普段ネガティブな僕もポジティブな気持ちになれました!

ポジ仙人
ホッホッホッ。

それは良かった、良かった。

ネガ男くんがポジティブになってくれるのが一番じゃ。

みなさんも、二度と来ない「今」を大切にしてくれたら嬉しいの〜。

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